noteで『三刀流修行~中井佑陽インタビュー~』を連載中

勝ち組スイッチと負け組スイッチ

先日、引っ越しをしました。

家賃4万円台の安いお部屋ですが、僕は満足の基準が低いので、この部屋にかなり満足しています。広々としていて、なかなか快適です。コスパがいいです。

ところで、僕には安アパートに住んでいた大学生くらいの頃、「勝ち組スイッチ」「負け組スイッチ」と呼んでいたものがあります。

それがこれです。

そう。部屋の照明のスイッチのことです。

「勝ち組スイッチ」とは?

僕が勝手にそう呼んでいるだけです。「勝ち組スイッチ」は、なんとなく、綺麗でおしゃれでグレードの高い部屋にありそうだからという理由。

最近でこそ、ほとんどの住居で「勝ち組スイッチ」が採用されていると思いますが、僕が大学生だった頃は、いいアパートに住める一部の学生だけが「勝ち組スイッチ」のお部屋に住んでいるという感じだったから、そう名付けたくもなるわけです。

もちろん、そんなことで「勝ち組」「負け組」など決まらないし、人に勝ち負けがあるなどと本気で考えているわけじゃありません。ただ、スイッチの種類を呼び分ける時、便利だから、なんとなく心の中で勝手にそう呼んでいたのです。

僕が勝ち組スイッチと呼んでいるのは、パナソニックの「コスモシリーズ」と呼ばれるもののようです。検索するとどのタイプのスイッチもパナソニック社のものばかりなので、お部屋の照明スイッチはほとんどがパナソニック製のようです。

引っ越し後の僕のスイッチは?

さて、引っ越してきた僕の部屋のスイッチはどちらでしょう。

正解はこちら。

見事なまでの「負け組スイッチ」です! 「完敗スイッチ」と言ってもいいくらい……。

ここに安住するつもりはないってこと

「負け組スイッチ」だとわかっていながら、この部屋を選びました。

「負け組スイッチ」だから選んだわけではありません。選んだ部屋が「負け組スイッチ」だっただけのこと。

SUUMOのこだわり条件に、「風呂トイレ別」「温水洗浄便座」「独立洗面台」「システムキッチン」「追い焚き機能」などに混じって「勝ち組スイッチ」というのはないし、内見でスイッチを見た瞬間「『負け組スイッチ』の部屋なんか住めるか!」とはさすがになりません。

残念ですが、些細なことと割り切るしかありません。

実際、「あー、負け組スイッチだなあ」と思うだけで、特に不便もありません。どうしても「勝ち組スイッチ」にしたければ、工事をすればそこまで費用もかからずできるでしょうが、そのつもりもありません。

なんだったら、選んだ部屋が「負け組スイッチ」で、むしろよかったと思っています。

もしここで「勝ち組スイッチ」の付いた部屋を選んでいたら、「俺は勝ち組だ」と勘違いし、一生そこで過ごすことになっていたでしょう。

僕が引っ越しをしたのは、より仕事のしやすい環境に身を置き、自分をより高めるため。快適な暮らしにあぐらをかいて安穏と過ごすためではありません。

「負け組スイッチ」であることは、「ここで満足しちゃいけない。この部屋は、さらに上に登るためのステップに過ぎない」ということを僕に思い出させてくれることでしょう。「ここは、お前の本当の居場所じゃない。ここに安住してはいけない」という戒めなのです。

「負け組スイッチ」のこの部屋で、たくさん勉強して、自分のやりたいことを実現して、収入も増やして……。そんな自己実現を果たした自分をひっさげて、次こそ、理想の物件に引っ越すのです。そこにはもちろん「勝ち組スイッチ」がある……。

そんな「勝ち組スイッチ」のある理想の暮らしをイメージしてみましょう。

バイトが終わって帰宅した僕は、充実感に満ちた顔で勝ち組スイッチに手を伸ばし、部屋の灯りを付ける。そこにはきっとインテル最新世代Core i7搭載PC(グラボもすごくいいやつ)が置いてあって、僕に微笑んでくれる……。

最高ですね。

そんな理想の暮らしのため、今は喜んで「負け組スイッチ」に甘んじようじゃありませんか!

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