noteで『三刀流修行~中井佑陽インタビュー~』を連載中

運動目的でドラクエウォークをやるなら守りたい、ただ一つのルール

ご存じの通り、ドラクエウォークは位置情報を使ったゲームです。実際に歩いて、目的地に移動することで進めていくゲームです。

運動不足解消や体力作りに利用できそうです。僕が始めた動機もそれです。

ドラクエウォークはあくまで運動のためであるということ

ここで気をつけたいのは、僕がドラクエウォークをやっているのは、あくまで、歩いて体を動かすためであるという点でした。

ゲームとして、レベルを上げて、強い敵を倒して……というのは、オマケみたいなものです。伊集院さんの言葉を借りるなら、ドラクエウォークは「やる気の出る歩数計」なのです。

ゲーム要素や、ストーリーなども本気でやっているというより「よし、つきあってやろう!」という感覚です。外に出る理由ができるし、やみくもに外を走るより、そういうのがあった方がずっと楽しいから、そこを利用するわけです。

自分の中で決めているルール

そんな僕がドラクエウォークをプレイする上で決めている自分ルールがただ一つ。

モンスターをタップしない!

です。「※ただし、イベント系モンスターと、メタル系を除く」という例外付き。

モンスターをタップすると戦闘になるわけですが、それだと自分が動かなくても戦闘ができてしまうんです。

家にいながら、歩かず、「においぶくろ」をまいてモンスターを倒してレベル上げ。そのやり方のことを僕は「タプタプモンスター」と呼んでいますが、「タプタプモンスター」は、自分の体力向上の役には立たないことを肝に銘じなければなりません。

自分が歩いた分、キャラクターたちが強くなっていく。それがドラクエウォークの醍醐味。強くなった彼らを見て「ああ、たくさん歩いたからなあ」と感慨深い気持ちになるのがいいのです。

ウォークモードにして、自動的にバトルになるモンスターとだけバトルする。それが僕のドラクエウォークをプレイする上での掟です。

ただし、メタル系は見つけたらタップしてもオーケー。「メタルを見たら捕り逃すな!」これは本能なので仕方ありません。

あとは、赤い魔法陣みたいなところから飛び出しているイベント系モンスター。これは、イベントを遊んで、アイテムなどを獲得するためには、ある程度戦わなければならないので例外とします。

目標「マイレージを使い切る」

「モンスターをタップしない」がルール。でも、それだけだと、単にドラクエウォークをあまりやらない人になってしまいます。

どうにか、もっと日常生活で運動を増やせないか? と考えて、自分なりの目標を決めました。

マイレージのスタンダードパスを使い切ることです。

ドラクエウォークマイレージは、週に1回更新されます。回復スポット、バトル、歩数の加算に応じてポイントがもらえて、たまったポイントで素敵な商品(福引き券とか、福引き券、もしくは福引き券など)と交換できます。

スタンダードパスは回復スポット400箇所、バトル400戦、歩数70000歩でいっぱいになり、それ以上ポイントがもらえなくなります。つまり1週間の間にその数字まで到達したら、「使い切った」「やりきった」という感じになるわけです。達成感があります。

課金すると手に入るゴールドパスなら、その半分くらいで使い切れる上に、ポイントもいっぱいたまります。早く、楽に使い切ることができます。

僕はゴールドパスのことを「軟弱者パス」と呼ぶことにし、あくまでスタンダードパスをいっぱいにする。この青いカードがくたくたのボロ雑巾になるまで使い込んでやると心に決めました。

スタンダードパスチャレンジスタート

第1週

その目標でスタート。ウォークモードにして、街中をジョギングしたり、疲れたら歩いたりして、マイレージをひたすらためていきます。

ウォークモードで歩いていると、自動的に近くの敵とバトルを行ったり、近くの回復スポットの壺を割ったりします。歩数70000は余裕です。ドラクエウォークをやっていない普段の生活中も、歩数計をオンにしているので、すぐにいっぱいになります。

目指すは回復の壺400個と、バトル400戦。

やっているうちに見えてきたのですが、この壺400個がものすごくしんどいのです。

というのも、近くを通る壺、全部が取れるわけではないからです。ジョギングしながらなので、バトル中に通りかかった回復スポットは通り過ぎてしまうのです。バトルが長引くほど壺は取れなくなります。

これは壺を中心に考えないとダメだなと思いました。

ウォークモードの設定で、なるべく壺を無視しないように、HP75%でバトルをするように設定し、壺を割って回復しないとバトルできない機会を増やしてみました。

また、強敵モンスターは時間がかかるのでウォークモードでは戦わないことにしました。

その結果、だいぶ、回復の壺とバトルの回数がバランスよく増えるようになりました。

なるべく壺が多いところを通るようにした方がいいのですが、そうすると頻繁にスマホを見ることになってしまうので、歩きスマホになってしまい、人に迷惑がかかったり、危険だったりします。それに、ジョギング中はなるべく何も考えずにジョギングしていたいので、距離が長くなっても、時間がかかってもいいから、画面はあまり見ずに走りました。

一日1時間~2時間程度ジョギングすれば、7分割されたマイレージのメーターが一つ埋まることがわかりました。でも、そんなに時間が取れない日もあるので、時間のある日にまとめて5時間くらい走ることになります。

そうやって、ペースを保ちながら、あと1日分を残して、週の最終日へ。しかし、あと一息を終わらせるはずだった最終日。どうにもならないほどの大雨に見舞われ、走れず……。無念。第1週目、目標達成ならず……。

第2週

目標達成のためには、壺を中心に考えなければならない。その思いが膨らみ、僕は自分のことを「週に壺を400個割る仕事の人だ」と考えるようになりました。

名乗る称号も「竜の壺割り達人」に変え、壺への意識を強めることにしました。

画像は現在のものです

僕の中では、ウォークモードにしているときのモンスターは、壺を壊す仕事をしている所を襲いかかってくる奴らという認識になりました。

「向こうから襲いかかってくるから、仕方なく戦っているんです。こちらからは一切手を出していませんよ」ということです。

こっちからやみくもにタップしてモンスターを倒すなんて虐殺です。

サイおとこだって、家に帰れば鎧を脱いで、子供をお風呂に入れたり、スウェットに着替えて家族とNetflixを見たりしていると思うんです。それをわざわざ倒しに行くなんて、優しい僕にはできません。

自分からモンスターをタップしないというルールは確固たるものになりました。

今度こそと挑んだ2週目。僕の場合、金曜日にマイレージが切り替わるので、木曜日が最終日です。

また、木曜日の夜、雨に見舞われました。「雨はどうして木曜日を選ぶの?」という歌詞の歌を作ろうと思いました。その後も、木曜日の夜雨が降る日が多かったです。

でも、せっかくここまで来たのだから、諦めるわけにはいかないわけにはいかない。

傘を差しながら、歩き、ついにスタンダードパス制覇、達成しました。

第3週

たまに人の家に入ったりして、ステータスを覗いて、僕とデータを比べてみたりします。

僕はずっと無課金でやっているので、課金勢には勝てません。僕はまだ基本職なのに、多くの人が、上級職で、僕よりレベルが高くて、強い装備を身につけています。

でも、壺400個を達成したおかげで、「これまで歩いた歩数」の多さでは勝っているケースが多く、そこには優越感を覚えます。

強さで負けても、歩数で勝っているプレイヤーを見ると、「強いですねえ。でも、どうせ壺を400個割ってないんでしょ?」「どうせタプタプモンスターなんでしょ?」と思ったりします。

でも、強さだけでなく、僕よりずっと歩数が上の人もいっぱいいるので、「すげーな、どんな生活してるんだろう?」と驚きます。

やっぱり、ドラクエウォークは歩いてこそ。歩数の多い人は尊敬の対象です。

僕はもともと、ドラクエウォークは外に出て歩くためのもので、家でやるなら、他にもっといいゲームがあるはずだという信念を持っています。

家でタプタプモンスターをやるくらいなら、他のゲームをやると決めています。その方が時間をより有効に使えるのです。時間は有限ですから、大切にしなければ。

そんなこんなで、3週目も何とかクリア。

4週目から自粛

そんな中、コロナ騒ぎがかなり深刻になってきました。

不要不急の外出は控えなければなりません。3月末から4、5月はドラクエウォークを自粛することにしました。

その間、毎日のようにアイテム「においぶくろ」が贈られてきました。モンスターを呼び寄せるアイテムです。

当然、モンスターをタップしないが信条の僕にとっては不要です。

パーティーメンバーたちの悲鳴が聞こえます。

「また運営から『においぶくろ』が届いてるんですけど……」

「まじか。いらねー。変な匂いするし……。ていうか、常識で考えて、モンスターを寄せ付ける袋を大量に送ってくるとか、嫌がらせだよね」

「向こうはよかれと思って贈ってくれているんでしょうけど、ありがた迷惑とはこのことですね……」

「どうしましょう? 売れないんですか?」

「そうだよ『においぶくろオフ』に全部持っていこうよ」

「武器とか防具は売れるけど、『においぶくろ』は売れないし、捨てられないっぽい。でもたぶん最大999個持てる」

「よりによって、なんで『においぶくろ』だけそんなにキャパあるんだよ」

で、700個くらいたまってしまいました。

6月再開

再開後は、歩いて行ったことのない、周辺の市や街を7箇所選んで歩いて行く企画を始めました。

隣の市など、「歩いて行けない」場所だと思い込み、乗り物を使わずに移動するイメージが湧かない場所も、案外歩いて行けるということが分かりました。

店内飲食は避け、お弁当を買って、公園で食べるなど、人との接触を極力避けながら、長い距離をひたすら歩いたり、走ったり。

頑張りました。3週連続で目標達成。

その間に上級職への転職も果たしました。

肝心の体力は付いたのでしょうか? よくわかりません。

でも、街が少し小さく感じるようになりました。隣の市くらいまでは、徒歩圏内というイメージになりました。行ったことのない街を見て、たくさん冒険しました。タプタプモンスターでは味わえない貴重な経験ができました。

7月に入ったので、マイレージチャレンジは終了することにしました。暑くなって、熱中症も心配ですし、コロナもちょっと心配ですし……。

ドラクエウォークのための課金

ある日、Twitterでこんなことを言いました。

11月ではなく、今話します。

誤解を招く言い方になりましたが、ドラクエウォークには一切課金していません。ドラクエウォークのために別の形で課金するという意味です。

ドラクエウォークは、課金しても、楽に強くなれるというだけで、歩くのが楽しくなるわけではないから、あまり課金したくないです。

運動目的でやっている立場としては、楽がしたいわけではないのです。

より鍛えられる方向もしくは、歩くのが楽しくなる方向への課金なら考えるのになあと思うばかり。

そこで、運動中の時間をより、楽しくするため、ドラクエウォークではなく、オーディオブックに課金することにしました。本の朗読を聴けるやつです。

『オーディオブック.jp』というサイトに登録して、『コーヒーが冷めないうちに』というのを聴いたりしていました。7時間以上あるので、退屈せず走れました。見知らぬ街で、景色を見ながら、ストーリーを楽しむ。本当に楽しい時間でした。

第6章が終わったら引退する

Twitterでこうも言いました。

というわけで、メインストーリーの第6章が終わったら引退します。

まあ、ドラクエウォークは始めるときも、やるかどうかだいぶ迷いました。

本来僕は、スマホでゲームはしない主義です。やるならタブレットでやるからです。

スマホを四六時中気にしている感じの人になりたくないという、人生の指針がありまして、ドラクエウォークをやっているかぎり、どうしても、スマホを気にせずにいられないので、その状態をいつまでも続けたくないなあと。どこかで区切りを付けないとなあと、思っていたわけです。

第6章クリアまでやれば、メンバーたちも上級職になって、それぞれの職業で強くなって、戦術も出来上がって、自分でも納得できる気がします。気が済みそうな気がします。

そこで辞めます!

でも、まだ、第6章クリアまでは時間がかかりそうです。

7箇所巡りもあと2箇所残っているので、それを最後の思い出作りにします。

ぜひ壺400個に挑戦してみていただきたい

この記事の狙いは、こういうやり方をしているヤツもいることを知ってもらうことで、ドラクエウォークにはいろいろな楽しみ方があると気付いてもらうことです。プレイスタイルは自由。ゲームなんだから、楽しんだもの勝ち。どうせやるなら、「課金しないと面白くないシステムだ」とか批判してないで、自分から楽しんだ方がいいですよってことです。

あと、それ以上に言いたいのは、壺400個は本当に、苦行です。

できなくもないけど、それ以外のいろいろなことが犠牲になります。暇人ならともかく、仕事持ちにはキツいと思います。それを3週連続でやった僕が、どのくらい大変だったか知って欲しいので、ぜひ、一度でもいいからやってみてもらいたいです。

この記事を読んだドラクエウォーカーは、コロナの様子などを見つつ、いけそうなタイミングでマイレージチャレンジをぜひやってみて下さいな。モンスターのタップは無しだよ。スマホを振るとか、自転車使うとかのズルは論外。

そしてハッシュタグ「#DQWマイレージチャレンジ」とでもして、Twitterで何週連続で達成できたか報告し合う遊びでも始めてみてはいかがでしょう? 僕の記録は3週です。通算5回達成してます。


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