noteで『三刀流修行~中井佑陽インタビュー~』を連載中

旅館に日本人形あっても平気

僕は心霊現象を信じていません。

なので、いわゆる「心霊スポット」が怖くないです。

「ここは出るらしい」という噂がある場所も、そんなものはいないと思っているので、そっちの意味では全く大丈夫。

じゃあ、肝試し的なことが怖くないのかといえば、怖いです。

心霊スポットとか関係なく、暗いところは怖いですから、その意味において、その分だけ怖い。

例えば、墓場だったり、自殺者が多いと言われる森みたいな場所だと、熊が出るんじゃないかとか、野犬が出るんじゃないかとか。廃屋みたいな場所だと、変な人が隠れ住んでいるんじゃないかとか。毒グモとか、毒虫とかいるかもしれないし……。霊は全く怖くないけど、生きているやつが怖いのです。

あと、そういうものがいないと確認されている廃病院みたいなところを探索するとして、その場合も、何か出そうだから怖いということはなく、不法侵入で捕まるんじゃないかみたいなことが怖いです。

もしくは、暗い場所だと、穴に落ちて怪我するんじゃないかとか、何かに足をぶつけて怪我をするんじゃないかとか、そういうことが怖いです。

なので、法律的にも入って大丈夫で、危険な動物や虫や人がいなくて、危険なものがないことが確認されている所だったら全然大丈夫ということになります。

例えば、古びた旅館に髪が伸びそうな日本人形がおいてあっても、その旅館がちゃんと安全な旅館なら大丈夫です。

10人の霊能者が「この人形には死者の呪いが、怨霊が!」「なんとすさまじい怨念!」「禍々しい気配が!」「ここはいけません」と騒いで、次々に泡を吹いて倒れているような場所でも、僕は平気な顔をしていられる自信があります。

霊能者たちがみんな帰って、「あなただけ、一人この部屋に残って一泊して下さい」という流れになっても、普通に寝られます。

もっとも、稲川淳二さんじゃあるまいし、わざわざそんな旅館を選ぶ必要がないので、行くこともないと思いますけど……。

僕自身は、かなり怖がりだと思います。風船が割れるのとか、黒ひげが飛び出すのとか、静電気とかも怖いです。バイオリンの弦を張るのも切れそうだから怖いです。

でも、心霊現象関係は、心の底から信じていないというだけで、全く怖くないです。1ミリも怖くないです。

つまり「恐怖ってのは、自分が作り出しているものなんだよ」ってことですかね。

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