『人づきあいが苦手な僕たちの逆襲』ボツタイトル案

本のタイトルは『人づきあいが苦手な僕たちの逆襲 優しすぎる人でも悩まずに生きられる理論』に決まりましたが、タイトルの選考はかなり難航しました。

本の内容を的確に伝えつつ、インパクトがあって、読みたくなるようなタイトルはないものか。夜中、メモ帳片手に散歩しながら考えました。

今回は、それ以外の候補だったタイトルをさらします。まさに裏話、こぼれ話です。

タイトルは決まってなかった

本を書き始めたとき、まだタイトルは決めていませんでした。

章のタイトルははじめから決まっているものも多かったのですが、本全体のタイトルは決まっていなくて、執筆の間は「人間関係の本」と自分の中では呼んでました。

内容が幅広いので、ピッタリ収まるものがなく、この本にどんなタイトルを付けたらいいのか、今でももっといいタイトルがあったのではないかという不完全燃焼感が残ります。

採用タイトルの解説

『人づきあいが苦手な僕たちの逆襲 優しすぎる人でも悩まずに生きられる理論』

最終選考に残ったもののうち、1位をメインタイトル、2位をサブタイトルとして採用した感じになりました。

『人づきあいが苦手な僕たちの逆襲』は、「人づきあいに悩む人もこれを読めば人生逆転するぜ」という期待感みたいなものを出したい、「僕たちの」と付けて、人づきあいの苦しみを経験した同じ立場であることを伝えたい、インパクトを残したいなど、いろいろ計算して付けました。

サブタイトルの『優しすぎる人でも悩まずに生きられる理論』は、メインタイトルだけだと、小説のタイトルっぽくもあり、わかりにくいので、本の内容が誤解無くちゃんと伝わるように、補足的にくっつけました。

本の内容的には理詰めで悩みを消していく感じなので「理論」という言葉がしっくりくると思い、練り込みました。「優しすぎる人でも」と付けて、さらに読んで欲しい読者を絞り込みました。

読者対象を絞り込まない方が、多くの人に読んでもらえるかもしれない、売れるかもしれないという考えもよぎりました。実際、誰が読んでもためになるし、面白い本です。

だけど、本が売れることよりも、本当に必要としている人に届く本にしたいという気持ちを優先して決めました。

万人受けする本はこれから書くチャンスもあるかもしれない。でも、この本に関しては、本当に必要としている人に確実に届けたいという気持ちです。

不採用タイトル案と解説

『好かれる技術はあとまわし』

どうも、世の中、「人づきあいは大事である」「人に好かれるべきである」「コミュニケーション能力は高くあるべき」という前提になっていて、そこに違和感を感じていました。

売られている本も、「どうしたら人間関係がうまくいくか」という内容は多いけど、「なぜ人間関係をうまくいかせる必要があるのか」ということは語られません。

「人間関係がうまくいく技術を手に入れるより、自分の人間関係はどうあるべきなのか決めるのが先じゃないか?」という提言がしたくて、このタイトルを考えました。

このタイトル案はキャッチコピーのような形で、表紙に採用しました。

『技術以前の人づきあい』

先ほどのを短くシンプルにしたバージョンです。短い方がいいのですが、ちょっと内容が上回らないので却下です。

『人づきあいで永遠に悩まなくなる本』

これは、一番最初の仮のタイトルでした。人づきあいで悩んでいる人に読んでほしいという願いで付けました。ただ、ありきたりすぎて、他の本に埋もれてしまいそうだったので、却下しました。

『コミュ障の反撃』

なるべく短く、インパクトがあって「お!」と思わせるようなタイトルを付けようとしたものです。

本の内容と合わないので却下しました。本文に「コミュ障」という単語も出てきませんし……。

『人間関係をどうするか決める本』

これも、いい感じなんですけど、ちょっと内容とずれるんです。

このタイトルに惹かれて本を買った人が納得してくれるかどうか、人間関係が苦手で悩みを持つ人を助けたいという僕の思いが実現できるかどうかという視点で考えると微妙だったので、落選です。

『つきあい方を決めれば悩まない』

先ほどのを改良したものです。でも、ちょっと弱いです。本のタイトルというより、サブタイトルかキャッチフレーズ向けという感じです。

『人生を勝ち負けにしない人間関係』

まあ、そういう気持ちもあるんですが、本文で、あまり勝ち負けについて触れていないので、このタイトルにするには、内容を書き換えないといけなくて、面倒なのでやめました。

『こう考えたら人間関係に悩まなくなった報告書』

内容を改めて考えてみると、僕がどう考えるようになった末に、悩まなくなった今があるのかを報告書としてまとめたようなものだと思ったので、こういう案もありました。

孤独な戦い

いかがだったでしょう?

「そっちにすればよかったのに」というタイトルはあったでしょうか?

僕は今回の本の出版の作業、執筆はもちろん、タイトル決め、編集、校正、本の体裁を取る作業、表紙の作成、宣伝活動まで、全て一人で行っています。

全部独断です。

タイトルを相談する相手もいません。読んで感想を言ってくれる人も、間違いを指摘してくれる人もいません。そういう中での作業でした。

その中でもタイトルが一番悩みました。タイトルどんなのがいいかな? と相談できる人がいればいいなあと思いつつ、全部一人で考えました。キツかったです。

でも、一人で悩み苦しむことに関しては、誰よりも慣れている自信があります。そこは僕の強みなので、生かして、これからも、一人に慣れている人間でなければできないことをどんどんやっていきたいです。

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