「あとがき」に書こうと思ったけどやめたこと

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『人づきあいが苦手な僕たちの逆襲』で、人づきあいの悩みがなくなる考え方をお話ししました。

で、その話が一通り終わったあとの「あとがき」に載せようとして、いったん書いたけど、「まあこれはいらないかな」とカットした二つの項目をここで紹介します。

どちらも、どんな思いで本を書いたのかという話です。

お前は先に行け

これが青春時代を全部費やして考え出した、人間関係に永遠に悩まなくなる考え方です。

悩むことが悪いことだとは思いません。僕のやや世間からズレた考え方も悩んだからこそ生まれたものです。

ただ、あの頃の僕は悩みと戦うための知恵がなく、あまりに時間がかかってしまった……。僕が悔いるのは、友達がいなかったことや、楽しい青春を過ごせなかったことではありません。無駄な悩みを相手にしすぎて、本当にいいものになるために最善を尽くせなかったことです。

この本の中で「あなた」と語りかけて、読んで欲しいと想定していた相手は、高校生・大学生時代の僕でした。今もこの国のどこかに、あの頃の僕がいるかもしれない。僕は彼に言うのです……。

「苦戦しているようだな……。こんな抽象的なことで悩むとは、どうやら素人のようだな……。こういう抽象的な輩は、どこかに必ず本体がいる。正体を見抜いて本体を一つ一つ潰していくのが正しい戦い方だ。ここは俺がなんとかする。だからお前は先に行け。 大丈夫だ。こっちは青春全部賭けて悩んだ悩みのプロだ。お前の分の悩みを潰すくらいわけないさ……。お前はこんな無駄なことに悩む必要はない。お前にはやることがあるだろ? 本当にいいものになれよ! わかったら早く行け!」

僕のやりたかったことは、そんなイメージです。

マンガとかでよくあるでしょ? 「ここは俺に任せて、お前は先に行け!」ってやつ。あれです。

悩みと戦うための知恵を僕は伝えました。だから、あなたは僕よりずっと早く悩みから抜け出せるはずです。

成功者じゃないから書く意味がある

成功者でもなければ、社会的信用もない。そんな僕だからこそ、これを書くことに意味があるのではないかと思いました。

僕の立場から語ることは、成功者が語るのとは印象が違うと思うのです。もし僕が誰もが知る成功者だったら、「お金や人間関係なんて、そんなに幸せと関係ない」という言葉も、違って聞こえてしまうかもしれません。「うまくいっているからそんなことが言えるんだろ」と一蹴されかねません。

僕は多くの人が思い込んでいる「成功していないから、うまくいってないから悩むのだ」「成功すれば悩みは消えるはずだ」という勘違いを解きたかったのです。

僕は成功者ではないけど、人間関係にも、お金にも悩んでいません。その僕が言うんだから間違いないのです。

こうして何者でもない僕でも電子書籍なら本が出せる。いい時代になったと思います。

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