気分によって変わらないことを拠り所にしたい(「まえがき」からカットした項目)

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今回は『人づきあいが苦手な僕たちの逆襲』の「まえがき」に書こうと思ったけどカットした項目を紹介します。カットした理由は、「書かなくても、読んでこれを感じてくれたら嬉しい」という気持ちからです。

「優しい人でも悩まずに生きられる理論」とサブタイトルを付けましたが、ぼくとしては「理論」を書いたつもりです。個人的な感覚に基づいて、「俺はこう思う」という自分の意見を書いたのではなく、「これは確実に正しいだろう」と理性が判断できる正しさに基づいて書いています。

そうでない部分もありますが、それについては「これは個人的感覚だけど」と断って書いています。

気分によって変わらない人づきあいのルールを作る

例えば、難しい仕事を気合いで乗り切って、すごくいい気分だったという経験を本に書こうとする人がいるとします。『世の中、気合いでなんとかなる!』みたいなタイトルで、読者を元気づけるようなメッセージを詰め込む。そういう自己啓発書は実際にも多く存在します。

「私はこう感じる、ゆえにこれが正しい」という気持ちや気分を根拠に、自分の意見を正しいと主張する本は多く存在します。

そういった本は、気分のいいときには「よーし、俺も!」と、やる気が出て受け入れられるかもしれません。しかし、落ち込んでいるときには「気合いって言われてもねえ……」となります。書いている本人でさえそうなりかねません。

人の感情や気分は変わるものです。そこに準拠して話を展開しても、そういう気分でなくなったら、「前はそれが正しいと思っていたのに……」と、正しいはずだったことも正しいと感じられなくなってくる。

僕は、この本をそういう本にはしないつもりです。感情や気分が変わっても、これは変わらない、また、感情や気分だけでなく、社会的な立場、健康状態、住む場所など、自分を取り巻く状況が変わっても、これは変わらないということに基づいて話を展開し、一歩ずつ足場を固めながら、しっかりした拠り所を作っていくような内容にしたいと思っています。

自分の気分や感情、立場や状況が変わっても変わらない、ちゃんとした根拠に基づいたつきあい方のルールを自分の中に作っていく。そんなイメージです。だから、ぶれない土台になるのです。

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