noteで『三刀流修行~中井佑陽インタビュー~』『側溝のおいしい水』を連載中

ドラクエウォークでぼうけんキャンプ番外編~スカイツリーに行ってみた~

ドラクエウォークのついでに、初めて東京ソラマチ、およびスカイツリーに行ってみました。

僕の家からスカイツリーは、基本的に歩いて行くような距離ではありません。だけどソラマチにはプロントと一風堂がある。ドラクエウォークと、プロントと一風堂のために、僕は家からスカイツリーを目指して歩き始めました。

スカイツリーは耳かきに似ている

歩くほどに近づくスカイツリー。

麦わら帽子の人がマリーゴールドに似ているのと同じように、スカイツリーは耳かきに似ていると、ずっとずっと思っていました。

これはスカイツリー

これは耳ーかきー

だから、スカイツリーのお土産屋さんにはスカイツリー型の耳かきが売っているに違いないと思っていました。

「ほらやっぱり!」という気持ちに、どうしてもなりたかったので、土産屋で耳かきを探してみました。

細かく探せばあったのかもしれませんが、僕の探した範囲では見つかりませんでした。ただ、2000円くらいのスカイツリーのミニチュア模型みたいなのはあったので、それで耳かきができそうではありました。

スカイツリーの模型で耳かきをするという粋を体現するために、あえて耳かきを大々的に売り出していないんだとわかりました。

スカイツリーの展望台へ

一風堂のラーメンと銀だこを食べ、プロントでコーヒーを飲み、もう用済みになりましたが、せっかくなのでスカイツリーの展望台に登ってみることにしました。

周りを見ると外国人ばかり。約20パーセントは外国人です。前に並んでいる人は日本人かと思いきや、操作しているスマホの画面は中国語。へえ、中国の予測変換ってこんな感じなのかと、ちょこっとのぞき見しつつ、チケットの順番待ち。

値段もよく調べず並んでいましたが、買ってみたら2100円でした。高いなと思いましたが、売り子のお姉さんが綺麗な人だったので、それを顔に出さないように購入しました。

エレベーターに乗るようです。エレベーターの案内の女性が「お前らの行き先はこの上さ。エレベーターは四季をモチーフにした4種類ある……。このエレベーターは……冬だ!」みたいなことを説明してくれて、外国人客のために、英語で同じことを説明していました。さっきまで日本語だったのに、英語も話せてすごいなあと思いました。

そして、見知らぬ人たちとエレベーターに押し込められました。もう逃げ場はありません。エレベーターが動き出しました。耳がツーンとなります。「これが上昇負荷というやつか……」。メイドインアビスを思い出しつつ、展望台に到着。人の姿を保っていました。

さて、たくさん景色を見るぞと思ったのに、景色を見るための場所がほとんどありません。展望台のいい場所は写真撮影サービスのスペースだったり、カフェのお客様用スペースだったりして、つまり、お金を払って利用しないと使えない場所が大部分を占め、じっくり外を見られる場所はほんの一部に限られていました。その一部の場所も他の客がいて、肩越しに見ることになりがち。せっかく大金を払ってきたのに……。

それでも、まあ、地上340メートルの景色はそれなりに面白さはあります。スカイツリーの展望台から景色を眺めると、ついやってしまうのが「さて、スカイツリーはどっちに見えるかな?」です。やはりスカツリーは「お、あそこにスカイツリーが見えるぞ」と外から見たい存在なのです。

高いところから見る景色はどこか現実感がなく、下をみても、航空写真でも見ているような気持ちでした。Googleアースと同じです。なんか、これだったら、家でGoogleアースを見てても同じだなあ。というのが正直なところ。

リアルGoogleアースを一通り見たあと、やることもないので降りることに。またエレベーターに大勢の人と一緒に閉じ込められることになりました。「本日のご利用ありがとうございました」という言葉とともにエレベーターのドアが閉まる瞬間の、もう全てが終わってしまうのではないかという不安。感じるのは僕だけでしょうか?

もしタイムマシンで過去の自分にアドバイスできるとしたら「せっかくだし登ってみるか」くらいの気持ちでチケット売り場で並んでいる僕に「やめとけ! 上に行っても何もないぞ! 2100円を大事にしろ!」と言って止めようと思います。


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