noteで『三刀流修行~中井佑陽インタビュー~』『側溝のおいしい水』を連載中

「作家気分でカンヅメキャンプ2020年秋」開催

作家というのは、ホテルや旅館などにカンヅメにされるものらしいですね。一度は経験してみたいものです。とはいえ、何日も旅館に泊まれる費用はありませんから、おうちで気分だけでも……なんて考えてみたりします。

さて、僕が個人的に毎年11月と2月、テーマを決めて行っている強化キャンプ。今年の秋季キャンプは、プロフィール欄にも書いてあるように、年内に仕上げたいと思っている小説『スカイツリーに引っかかれ』を書き上げることを目的とした「作家気分でカンヅメキャンプ」になります。

概要

今回のキャンプは単純です。自室に自主的にカンヅメになって、期間内に小説の原稿を最後まで書き上げるというもの。

ミソは、小説を書く以外のことが、ほとんどできなくなるという点です。

まず、デスクトップパソコンを封印します。期間中はノートパソコンしか使えないことにします。

デスクトップパソコンには動画アプリやラジオや音楽や、いろいろ入っています。何でもできて便利ですが、気が散る要素も多いのです。デスクトップパソコンが無くなるだけで、普段、なんとなく開いていたニュースアプリや、YouTubeなども見る頻度が減るはず。

デスクトップパソコンは、大きな画面で、マルチタスクに有利です。画像を貼り付けたりする作業もしやすいので、ブログの編集などは、デスクトップパソコンでやっています。

しかし、小説の原稿を書くというシングルタスクなら、ノートパソコンの方が集中できます。ノートパソコンには仕事に関係ないソフトやアプリを一切入れていませんから。

部屋も片付けました。ほぼ空っぽ。余分な物は一切ありません。ほとんど押し入れにしまいました。キャンプ中は、部屋に机しかない状態になります。そこにノートパソコンだけ置いて、小説をひたすら書く感じになります。

そうやって、カンヅメになった作家の気分を、思う存分味わおうというのが今回のキャンプです。

期間

11月2日~11月22日(日付変更時間まで)

ルール

期間内に小説『スカイツリーに引っかかれ』を最後まで書き上げる。ただし、本当の意味での完成ではなく、意味の通る日本語で最初から最後まで文章になっていればオーケー。表現の見直し、内容の見直し、編集などはまた後日行う。つまり「直しはあとでやるから、一通り書き上げるところまでやればよし」ということ。

もし、早めに書き終えれば、その時点でキャンプを終了してもよい(まあ、無理だとは思うけど)。

また、特別ルールとして、2000文字執筆ごとに、一枚eBASEBALLカードもプレゼント。ただし、それをもらえるのはキャンプ終了後になる。

eBASEBALLカード集めについてはこちら。

eBASEBALLチップスのアプリを作りました

現在48種中、46種集まっています。もう少しなんですけどねえ。

報酬

期間内に目標を達成できた場合、景品として、素敵な目覚まし時計をプレゼント(自分に)。

また、eBASEBALLカード大量ゲットのチャンス。カードが全種集まるとまた素敵な景品が入手できることになっているので、ダブルゲットも狙えます。

意気込み

今までのキャンプの中でも、デスクトップパソコンを封印するのは今回が初めて。

小説の執筆は僕の悲願でもあり、いままで、なかなかどうして、できなかったことでもあります。

やりたいという気持ちも、やろうと思えばできるという感覚もあるのに、なぜかやれないまま時間ばかりが過ぎてしまう……。

「誰かがカンヅメにでもしてくれれば書けるのに」という言い訳がましいことを考える始末。

「じゃあ、望み通り、カンヅメになろう」というのが今回のキャンプを思いついたきっかけです。

他の全てを捨てて、一つのことに専念し、集中的にやることで、なかなかいままでできなかった小説の執筆をやり遂げる。もし、できたら、大きな達成感と自信が得られるに違いありません。人生の中でも思い出深い日々になることでしょう。

小説、完成をお楽しみに!

さて、そんな小説『スカイツリーに引っかかれ』。

キャンプ期間で原稿を書き上げ、1週間休んだあと、12月に編集作業、年内に完成というスケジュールです。発表は来年になります。

一応、小説投稿サイトの「カクヨム」で発表しようと思っています。何かの賞にも応募したいと思いますが、具体的にはあとで考えます。

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