noteで『三刀流修行~中井佑陽インタビュー~』を連載中

理解者求む! 岡田斗司夫さんの4タイプで「理想型」だった僕の正体

YouTubeでたまたま見かけた岡田斗司夫さんの動画。その中に人は4つのタイプに分類されるというものがありました。

岡田斗司夫さん独自の考察によるものだと思いますが、人は欲求によって「司令型」「理想型」「注目型」「法則型」の4つに分かれますよと。


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非常にシンプルで、マトリクス表を見ているだけでもなんとなく話が見えてきそうです。

岡田先生が挙げる、各タイプに当てはまる有名人。「司令型」は堀江貴文さん勝間和代さん、「理想型」は宮崎駿さん、「注目型」は明石家さんまさん岡田斗司夫さんご自身、「法則型」はひろゆきさん森永卓郎さん池上彰さん。

それぞれのタイプで大切にしているもの(価値感)が違うので、自分の価値感だけで考えると行き違い、食い違いが生まれがちだけど、相手のタイプの合わせたアプローチをすれば、人間関係はうまくいきますよといった話です。

僕は基本的に人間関係はうまくいかなくていい(悪い方がいいという意味ではなく、うまくいかなくてはならないと思わないという意味)と思っているので、そんなにのめり込んではいませんが、それでも面白いと思える内容でした。

僕は「理想型」らしい

面白い話だなあと思ったので、この分類でいくと、僕はどのタイプになるんだろうと、岡田斗司夫さんの当該の本をAmazonでダウンロードして診断テストみたいなものをやってみました。

内向型なのは間違いないので、「法則型」か「理想型」になるんだろうと思っていましたが、結果、僕のタイプはどうやら「理想型」でした。

理想型がどのようなタイプか、引用してみます。

 理想型は自分の考えているとおりに物事をやり遂げることにこだわります。つまり、結果よりプロセス、目的より手段を重要視するタイプ。
 客観的な成功や完成ではなく、他人の目から見ても分からない、確固たる基準や理想像が自分の中にあって、それに近づくことが喜びとなります。
 逆にいくら努力しても理想像に近づけないことが悲しみや怒りになる。 正義感が強く、頑固なこだわり派が多く、人間としてちゃんとしていたい、立派でありたいという欲求が強いんです。
 お金や権力に惑わされない、自由で自分らしい生き方を好む人が多いので、客に媚びない職人や本物の芸術家はこのタイプです。
 反面、頑固すぎて世間から浮いてしまうことも。 個人的なこだわりが強い分、自分の理解者を一生かかっても探し求める自由人、それが理想型です。

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他のタイプの単純な奴らと比べて理解しにくいタイプであることが説明を読むだけでわかりますね。

「自分の理解者を一生かかっても探し求める自由人」……このフレーズがあまりに的確過ぎたので、ここで紹介したくなってしまいました。

そう。僕の行動原理、なぜ、たいしたお金にもならない文章を何年も書き続けているのか。理解者を求めているからです。それしかないです。まったくその通りです。岡田先生の言うとおり。

金もいらないし、地位も名誉もいらない(あればないよりはいいかもしれないけど)。ただ、理解者が欲しいのです。

そして、「理解者」というのは「味方」という意味ではないのです。例えば僕の親は僕の「味方」ではありますが、全く「理解者」ではありません(生きてきた時代が違うから仕方ないのかもしれないですが……)。

「愛されたい」とも違います。これが厄介。「愛されたい」ならわかりやすいけど、全然意識していない部分を理由に愛されてもありがた迷惑なところがあります。

よくあるのは「あなたは真面目ですね」みたいに褒められることですが、これは「あ~、違うのになあ」と思う典型です(ていうか「真面目だね」って言われて嬉しい人いるのかな?)。

普通に生活していると、「誤解されている」と感じることが多いので「そうじゃないよ、こうなんだよ」と一生懸命文章に書いて、誤解を解こうとしてしまうんです。「どうでもいい」と思われていることはわかっているのに、書かずにいられない。

他人である以上、誤解はあって当然なのだからスルーすればいいのに、どうしてもモヤモヤしてしまう。

だから、理解者がいたらどれだけ幸せだろうと願わずにいられないんでしょう。

別に頑固じゃないよ、喧嘩もしないし。

理解者を強く求めているという1点から、理想型だとわかるのですが、僕は宮崎駿っぽくはありません。

頑固ではなく、むしろ、考え方の柔軟性に自信があります。お金や権力に惑わされないのは確かですし、自分の基準を大切にしているのも確かですが、こだわりが強いタイプではありません。

司令型と理想型はケンカ上等と言っていますが、僕はケンカは一切しないです。だから、岡田斗司夫先生の解説に当てはまってない部分がとても多いのです。

もちろん、4種類に分類したものが全てピタリと当てはまるなら、その方が気持ち悪いので「まあ、それもそうだろう」と思います。

そんなに信じてないけど面白いと思う

この判定テストに不信感を持ち「人を4つのタイプに分けることが間違っている・分けられるはずがない」と思うのが理想型の特徴らしいですが、僕もご多分に漏れず、この4タイプの分類を何か絶対的な真理のようには感じていません。

「理想型」以外のタイプの説明を読んでもある程度は当てはまるので、バーナム効果的なことも感じるし、マトリクス表の横軸を例えば「文系・理系」「文化系・体育会系」など別の基準に変更しても、ある程度それっぽいことが言えそうな気がします。

ただ、面白いなあと思う気持ちは強くて、「岡田斗司夫さん、こういう見方が出来るってすごいなあ」というのが一番感じたことです。

僕はあまり他人に興味がなく、観察しない方なので、こういう目線を学ぶことは得るものが大きかったです。

ぜひあなたも、自分のことを言い当てられてみてください。

最後に:僕の正体

この「中井佑陽.com」をはじめ、いろいろな場所でいろいろなことを書いてきていますが、結局のところ、理解者を求めていたというのが、僕の正体だったということです。

「わかってほしい!」という欲求全開の文章がかなり多かったことと思います。

この機に、今後はそのあたり意識していくことになると思います。意識した上で「わかって欲求」を抑えるかもしれないし、あえてむき出しにするかもしれないし、そこはその時の気持ちや戦略次第です。

「わかってほしい」ばっかりで自己チューに見えるのかな? 

でも、僕もまた誰かの理解者でありたいという気持ちも強く持っているということをわかってほしい!

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