noteで『三刀流修行~中井佑陽インタビュー~』を連載中

自作ゲーム『魔封師エルと封印の遺跡』を紹介します!

YouTubeにて『魔封師エルと封印の遺跡』のプレイ動画を3回に分けて公開しました。

この『魔封師エルと封印の遺跡』は2017年にニンテンドー3DSソフト『RPGツクールフェス』で制作したものです。

RPGツクールシリーズは好きで、スーパーファミコンの頃からことあるごとに購入しては、作ったり途中で挫折したりしてきました。『魔封師エル』は最後まで作り上げることができた力作なので、いつか紹介動画を作って、見てもらいたいと考えていました。

作品紹介

いわゆる普通のRPGですが、シナリオに力を入れていて、そこが見どころになっています。僕らしいシナリオになっていると思います。

ストーリー紹介

ヒュールという名の古の賢者によってほぼ全ての魔法が封印された世界。

唯一世界に残っていたのは封印したり、それを解いたりする魔法『魔封』でした。

魔封によって封印されたものは時が止まったように同じ形のまま保存されるという特性があります。

その性質から、人々は大切なものを保存するために「魔封」を利用していました。そのサービスを提供するのが「魔封師」の仕事で、主人公のエルも魔封ショップで働く魔封師の一人です。

そんな折、ある島で遺跡が発見されました。

封印だらけの遺跡。魔封師の力が必要だということで、エルは遺跡探索チームに派遣されることになります。

探索チームを率いるのは、遺跡の発見者で、ドルフィン商会を運営する「海賊ドルフィン」ことエオリアという人物。

遺跡の中は宝箱だらけ。

遺跡の探索は難航しているらしく、奥に進めないようです。

先に探索から戻ったエル。翌日、他のメンバーが探索から戻っていないことを知らされます。

遺跡では封印されていた精霊が解き放たれ、探索メンバーのバナードが精霊と契約して、魔法の力を手に入れていました。

力を手に入れたバナードは他のメンバーを裏切り、部屋に閉じ込め、力を一人占めするため遺跡の奥へと進んでいきます。

調査していた遺跡は賢者ヒュールが魔法を封印した地だったのです。

その後、再び遺跡に入ったエルは、ミアという女性にかけられていた封印を解くことになります。

ミアは、賢者ヒュールの妹。何百年も前に封印をかけられ、コールドスリープ状態になっていたところ、エルによって眠りから覚まされたことになります。そして、ここから物語は大きく動き始めます。

魔法の正体とは? 遺跡に隠された秘密とは? そして魔法に魅せられたバナードの野望はどうなるのか?

ぜひ動画でお楽しみ下さい。

ゲーム紹介

ダンジョン探索RPGにしようと考えていましたが、ストーリー作りに凝りすぎてしまい、ゲームシステム的には中途半端になってしまった部分があります。でも、バトルのバランスなどは結構よくできてると思います。

また、ぶつかると顔に砂をかけてくるスナカケザルを避けながら、長いロープを持っているサル(ロープロリス)を捕まえるミニゲームは自分でやっていても面白かったです。

最後に

このゲーム。200時間以上かけて作っています。よく頑張ったと思います。

RPGツクールフェスにはコンテストもあり、大賞を取ると100万円の賞金も出るということで、一応それにも出品してみました。

これといって賞に引っかかるということもありませんでした。審査員による審査の前に、ユーザーによる審査みたいなものがあって、このゲームはそもそも、プレイしてくれる絶対数が少なかったのです。そのせいで評価が上がらず、ランキングが上がらないので埋もれてしまってプレイしてもらえないという状態だったのだと思います。

それは僕の人づきあいの希薄さによるものでしょう。友達が多ければ「いい評価入れておいてよ」と頼むこともできるのに、僕にはそんな友達が全くいないのですから、こういうところでは不利になっちゃうんですよね。

そんなわけで、知られることもなく消えて行くという悲しい運命になってしまいました。

YouTube動画に残したのは本懐を遂げられなかったこの作品の供養であり、知ってもらうための最後の抵抗です。この話、好きだよと言ってくれる人も必ずいると思うんです。その人に、どうか届いて欲しい。

動画を見てくれた人、本当にありがとう。

そして、当時このゲームをダウンロードしてくれた人がいたのなら、本当にありがとうございました!

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